休憩時間にちょっとずつ読もうと
文庫本の小説をバイト先に持って行ってみたら、
面白すぎ、先が気になりすぎて、
バイトの合間
（呼び出しブザー待ちのド深夜）
も含め、
一気に（トータル3時間ぐらいで） 読了しました。
地球星人
（村田沙耶香さん）
「コンビニ人間」を超える衝撃！
と帯にありますが、
色んな意味でもう越えまくりですよ！
テーマ性は共通しているんですが、
（コンビニ人間も読了済みです）
（こう・・・社会の同調圧力おかしいよね的な）
もうスケールも深さもやばい。
途中までは、
生きづらさを抱えて疎外感を持って
人間工場 になじめない
そりゃあ空想にいっちゃうよね・・・。
でも由宇くん以外のみんなには内緒だよ☆）
子どもどうしの恋を
生き延びる拠り所にするのもけなげで泣ける。
さらに幼少期の性犯罪被害体験、
めちゃくちゃ後遺症残ってるのに、
（口が壊される）
それを母親にも女友達にも
おかしい自意識過剰あんたが悪い言われてな・・・。
また性加害してくる先生のやり口がもうキモい
陰湿でえげつないつらい・・・。
ワカルーーー！！
わたしも人間工場の出来損ないだもの！
ワカルよ！ くじけるなよ！！
と、
共感と同情で読みすすめていたらもう・・・
その後の展開がなぁ
えぇええーーーー！！！
アカンアカンアカーーン！！
ってなる。
ネタバレアカンのでくわしくは言えないが、
適応できず追い詰められたあげく、
狂気が開花する恐怖よ・・・。
でも洗脳調教済みの
地球星人たちよりずっとピュアでまっすぐなだけなんだよ！
（たぶんな）
衝撃作すぎて、
最後の方は、映像化とかは難しいよね・・・。
マイルドにしてしまってもつまらんしな・・・。
怖いけどがんばれ！！
観るぞ！
（映像化決まったりはまったくしていないのだが）
小説そのものの感想ではないけど、
夢中で読んでいる間、
ワクワクして最高の時間だった。
楽しみに読みすすめている本がある時間ってほんとにいい。
バイト先、
ワイファイ届く範囲が限られているので、
最近はもう、
スマホは、
ギガ減りが怖くて
（ひと月 １GBのプランなので）
機内モードで電源入れっぱなしの
アラーム機として持ち歩いてるかんじなので、
文庫本ええわーー。
ワイファイが届いたとて、
だらだらネットを見てるより、
夢中で読める本を読むほうがいい。 素晴らしい。
あと読みたいのは、
「推し燃ゆ」
なんですが、
文庫化待ちです。
読みたい小説は文庫待ちが基本です。
すみませんすみません。
(ヒント：貧困）
